モンク、マスターモンクは光CCに比べてクレリック時代から回復能力はあまり伸びず、光ファイター系列に近い能力値になるがクラス特殊能力にくたばった際に手札に戻る能力が追加される。
アイテムの強制脱出装置と違い消費されないので何度くたばろうと手札に戻り、また手札からプレイできる。
くたばった後の再プレイの際には当然MPが必要となるが、アンリならばそのMPを軽減できる。
さらにコストダウンを装備させるならば何度でも0MPで出続けることも可能。
コストダウンはコストメイカーに装備されることが多いだろうが、闇アンリにクラスチェンジして何度も出撃しなおすことを前提とするならば、こちらに装備させたほうが効果が高くなる。
コスト1やコスト0で何度も出撃できる上にゴミ箱に入らないので
ブラテトのMPダークブーストの生贄にちょうどいい。
またマイプリをランダムで蘇生させる「浅すぎたゴミ箱」や「妖星」を使うデッキの場合、アンリはくたばってもゴミ箱に行かないため、これらのソーサリーで狙ったキャラを蘇生させやすくなる。
同じルプガナ学園所属としては
冬雪の冥王の右手の発動条件も比較的軽く満たすことが可能だ。
冬雪自身のマジックボム等でモンクアンリをくたばらせて冥王の右手発動、なんて真似もできる。
冬雪マジ女王様
一方でアンリは遠距離攻撃手段を習得せず、モンク&マスターモンクの通常攻撃の射程は1であるため闇アンリ単独では意外とステージ上で攻撃に参加できない事も多い。
前衛向きの能力値とは言っても、低コストの代償として前衛としては最大HPがかなり低いためくたばりやすい。
光アンリならば比較的安全な後方からクラス特殊能力のエリアヒール、ヒールスクエアを使えるが闇アンリは当然それらを使えず、固有特殊能力のロングヒールを使うことになる。
(攻撃力があがるためロングヒールの回復量自体は闇アンリ>光アンリとなる)
コストダウンを装備しての0MPで何度でも再出撃というのは大変魅力的だが、特にモンクの内は再出撃の際に現在HPが1になっているため他の手段を用いてHPを回復しないと召喚酔いしてるうちに敵に殴られて即座に手札に戻ってしまう、ということも多い。
アンリの種族は人間であるため「激情の指輪」装備で[速攻]を得れるが、今度はアンリの基本プレイコストが1であるため[速攻]を得るためには他のアイテム等でコストを上げてやる必要がある。勿論最大HPは「激情の指輪」でさらに減少する。
「激情の指輪」装備で[速攻]を活かした鉄砲玉要員として使うのであれば他の基本プレイコスト2の人間のクレリックを闇CCさせた方が使いやすいだろう。
(アンリに[速攻]が無い点については場に出したターンのうちに
ひなのダンスで再行動させるという手段もあるが、ひなも耐久力に優れているわけではない)
またカウンター消費タイプの特殊能力も習得しないため、チャクラで手札に戻っても
理香や
愛犬リオとは違いカウンターの回復も無い。
以上のように闇アンリ1枚での単独の活躍は難しい点もあるが、一方で上記のように他の生贄を要するカード等と組み合わせるとコストダウンを装備しての0MPで何度でも再プレイできてゴミ箱も入らないマイプリ、
という点が非常に輝く場合もある。
闇アンリに限った話では無いがステージやデッキ次第で使い勝手は大きく変わる事だろう。