ブラテトは場にいるマイプリの数次第では0コストで場に出せて、その上毎ターン2MPを発生させられる。
これだけ見れば強いが2MPを発生させるためには生贄コストが必要、さらにブラテト自身をプレイして場に出した時にはルミナ君を含む仲間全員のHPを奪っていく。
これを
- コストを生むのに犠牲が必要だから使いづらい。
- コストを生むのに犠牲が必要ないデッキを作ればいいだけなんだから強い。
- コストを生む上に仲間を殺せる。メリットが2つ重なって強すぎる。
どの段階までデッキを思いつくかで強さが変わる、露骨にプレイヤースキルが問われるキャラクターである。
単純なところで不要になった
極楽鳥ロベルトを消したり、場所取りの問題上邪魔なキャラを消すことができる。
コンボを作るのなら速攻持ちのモンクを殺し、即再召喚することで1ターン2回行動をとらせたりできる。
しかも出しなおすことにより状態異常もすべて治療済み、マスターモンクならHPは半分まで回復というおまけ付き。
強制脱出装置を装備したマイプリなら強制脱出装置の消費と引き換えに1ステージにつき1回だが全回復となる。
その他、攻撃を終えたキャラを殺し、それを浅すぎたゴミ箱等で蘇生させることで連続攻撃にも使える。
これらを行いながら、なおかつMP補充までできるので、
てとらや
極楽鳥ロベルトには真似できない動きが可能。
「味方の犠牲が必要だから使いづらい」のではなく、「味方を殺せる上にMPが出る」に気づけるかがポイント。
「殺すことをメリット」というコンボを使わなくても、
「コストを生むのに犠牲が必要ないデッキを作ればいいだけなんだから強い」まで思いつけば、それなりに有用なキャラでもある。
例えば
エースちゃんセンパイにラブリエを0MPで使わせれば、毎ターン2MPを調達できる。
またルミナ君を含めた味方のHPが必要とはいえ、最低0コストで場に出る点も極めて優秀。
これだけのメリットに隠れがちだが、ウィッチ系列と同等の攻撃力やサポート力を持っている点も忘れてはならない。
いざという時やMP生成、味方のゴミ箱送りが不要になった後もアタッカーやサポーターとして活用できる。
使いこなすにはプレイヤースキルが問われるが、そういうカードだからこそ、使いこなせば非常に強力なマイプリであると言える。
ただしやはりルミナ君のHPを奪う効果は小さくないデメリットである。
うっかりルミナ君が死んでしまわないように十分注意すること。
そして強力なユニットだからといって、ブラテトにツインスターズを付けるのは危険である。
いちおう
サムライネズミ ネズ吉が場に出ていればルミナ君とブラテト2体、それにネズ吉2世トークンと他のトークンは場に残るが他のマイプリは全員くたばってしまう。
また、黒転生は自動蘇生の特殊能力でメリットに働くこともあるが、暴発すると危険でもある。
ver2.10より黒転生の発動でも仲間全員のHPを奪うようになった。
強力だが、慎重かつ大胆な運用が求められる面白いキャラクターであると言える。